歯医者で治療をする場合は、麻酔を打ってから行うことも多いと言えますが、そのことに不安や抵抗を感じるという方もいるでしょう。
しかしいくつかの注意点をしっかりと守っていれば、特に危険なものではないと言えます。

歯医者で麻酔をする際に必ず注意されるのは、麻酔が効いている間は食事を控えるということです。
これは口の中が麻痺した状態にあり、感覚が鈍感になっているため、食事をすると誤ってほっぺたの内側などを噛んでしまう恐れがあるからです。
そして誤って噛んでしまってもすぐに気付くことができず、出血してからようやく気付くということもあり得ます。
さらに口が麻痺した状態だと熱さの感覚も鈍くなるため、熱いものを食べたり飲んだりして口の中がやけどしても、すぐには気付かないということがあるため注意しましょう。

しかし子どもの場合は、大人と違って、お腹が空くと何か食べたくて我慢できないということもあります。
そうした場合は、麻酔が効いていない方の歯で噛むように教えた上で食べさせるといった配慮が必要になるでしょう。
そして強く噛まなくてもいいような柔らかいものを食べさせたり、熱い食べ物や飲み物は避けるということも必要です。

歯医者での治療後、食事以外に避けた方がよいされているものとしては、運動やアルコールの摂取、そして入浴が挙げられます。
運動に関しては、それを行うことによって血行が良くなり、出血しやすくなってしまう場合があるからです。
そしてアルコールや入浴に関しても、運動と同じく血行が促進されてしまうため避けた方がよいとされています。
さらに入浴に関しては、どうしても体をキレイにしたいという場合は、湯舟につかるのではなく、シャワーで簡単に流す程度に抑えておくようにするとよいでしょう。

またその他の注意点としては、手で歯を触らないということが挙げられます。
麻酔をすると口の中の感覚がなくなるなどの違和感があるため、つい手で触ってしまうということもありますが、雑菌が入る恐れがあるためやめておきましょう。

麻酔が切れるまでの時間については、人によって違う他、麻酔の種類や打つ場所によっても異なります。
しかし目安としては、歯茎に注射した場合は大人で1~3時間程度であり、子どもの場合は1~2時間程度で切れると言われています。
そして抜歯等の治療で神経の根元に注射した場合は、大人で6時間程度、そして子どもだと半日以上効き目が持続するケースもあると言えるでしょう。